院試を終えて
大学院入試(院試)も無事に結果が出て、やっと一段落した。
自分の場合は所属している大学の大学院ではなく、他大の院を受験した。
院試の体験談やその経緯については改めて書きたいと思う。
受験した北海道大学大学院と、東京大学大学院からは合格を頂けた。
院試は大学入試に比べると簡単だと言われることもあるが、やはりそれでも試験に落ちる人はいるわけで、きちんと自分のしてきた努力が報われたというのは素直に嬉しい。
生まれてから今まで関東で育ち、実家を離れたことのない自分にとって、北海道大学大学院の受験は大きな決断だった。
友人や家族、そして長年の付き合いの恋人とも離れることになる。
それでも、新しい環境に身を置くことで成長したいと思った。
学生というのは、自分の学びたいことを学べる最後の時期だと思う。
だからこそ、北海道という新天地で、自立と共にやりたいことに没頭したい。
自分は修士で卒業するつもりなので大した研究成果はあげられないかもしれないが、それでも一度しかない人生、後悔の無いように全力で取り組もうと決めた。
それでもいざ合格をもらったとなると、正直迷う部分はある。
いわゆるネーミングとしては東京大大学院の方がいいとか、東京大大学院なら親しい人や恋人と離れずに済むとか、色々なことを考えたくなる。
女々しいかもしれないが、恋人と離れることは自分の中で意外と大きなことだ。
遠距離になると冷めるのではないかとか、心変わりされる不安も正直ある。
ただ、それも案じたところで仕方のないことだと気付いた。
結局、相手のことを信じる以外に方法はないし、信じようと決めた。
それにこの先、単身赴任などで長い時間会えなくなることは確実にあるだろうし、今回はそれを乗り越えるいい練習になると思うことにした。
さらに、彼女と離れてまで大学院に来ているのだから、それに恥じないように全力で努力するというモチベーションにしたいとも思った。
2年後、さらに成長して輝いた自分を見せられるように。
自分の決意として、ここに記しておく。